Catfood Selection

4Dミート・添加物・穀類などのキャットフードに潜む危険性を解説!
メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

質の悪いキャットフードの見分け方とは?

猫はとてもかわいい生き物です。飼うと言うより、一緒に生活している同居人のような存在です。それだけに、毎日食べさせるフードについては気を使いたいところです。
今回は、数あるキャットフードの中で、質の悪いキャットフードの見分け方をご紹介いたします。

猫に必要な栄養素

猫はもともと肉食動物です。このため、人や犬より多くのタンパク質を必要とします。猫が必要とする三大栄養素は、タンパク質、脂肪、炭水化物です。また、体内で作り出すことができない栄養素もあります。例えばビタミンやミネラル、アルギニンなどの必須アミノ酸などです。これらをバランス良く摂取しないと、成長に悪影響が出たり、体調を崩したりと、様々な異変が起きてしまいます。
色々な食品を選んで食べる人と違い、飼い主さんが与えるキャットフードのみを食べ続ける猫にとっては、こうした必要な栄養素をバランス良くとれるかどうかがとても重要です。

質の悪いキャットフードの見分け方

キャットフードの種類ですが、「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」のいずれか がパッケージに記載されています。そのフードだけで健康が維持できるように調整されているのは「総合栄養食」ですので、これを主食とするようにしましょう。
また、キャットフードのパッケージには、必ず全ての原材料が記載されています。これは、ペットフード安全法により記載が義務付けられているためです。質の悪いキャットフードを見分けるには、この原材料をチェックするのが確実です。
まずは、穀類を多用しているかどうかを確認します。穀類は例えばとうもろこしなどで、栄養素としては炭水化物に相当します。猫の場合、炭水化物はそんなに多くは必要ありません。しかし、穀類は原材料としては安価ですので、必要以上に穀類を使用してフードの価格を下げている場合があります。一概には言えませんが、こうしたフードは、あまり質が良いフードとは言えません。
次にミール類を使用しているかどうかを確認します。例えばチキンミールなどです。これらは人の食肉に使用される部位以外の部分の肉のことです。ペットフード安全法で原材料の品質は厳しく規制されているので、原則、問題はないのですが、それでもミール類には具体的に何を使っているのか明記されていませんので、より質の良いキャットフードを選ぶ、という意味ではミール類でなく、明確に何の肉を使用しているか記載されている方が安心できます。
また、一部の猫は穀物アレルギーを持っている場合があり、そうした猫には、穀物(グルテン)を使っていない、グルテンフリー、またはグレインフリーのフードが適しています。
その他、フードの見た目を良くするために着色料を用いたり、長期保管ができるように保存料を使ったり しているフードもありますが、そうした要素は猫の体には不要ですので、避けられるのであれば、避けた方が無難です。

キャットフードの選び方

キャットフードを選ぶ際に重要なことは、猫が必要とする栄養素がきちんと含まれているかどうかを確認することです。例えば炭水化物の割合が極端に多いものや、脂肪の割合が極端に多いものは、避けたほうが良いでしょう。次に大切なことは、猫が好んで食べるかどうかです。いくら原材料がしっかりしていて栄養素のバランスがよくても、肝心の猫が気に入って食べてくれなければどうしようもありません。キャットフードを選ぶ時は、まずは少量のパックを購入して試してみましょう。よく食べて、お腹をこわす様子もなければ合格です。

まとめ

今回は、質の悪いキャットフードの見分け方についてご紹介しました。
質が悪い、と言ってもすべてのキャットフードにはペットフード安全法が適用されているので、猫の体に害があるようなフードは販売されていません。しかしながら、少しでも猫の体に良いフードを選ぶことにこだわるならば、原材料を確認して、納得いくものにした方がよいでしょう。猫がそのフードを気に入るかどうかも重要です。このように、キャットフード選びは慎重に行うようにしましょう。